Winderenのサドルハーフパッドの機能の仕組み

Winderenのサドルハーフパッドの機能の仕組み

乗馬は2つの生物が相互に触れ合い、片方の生物の一つ一つの動きがもう一方に直接的な影響を及ぼす数少ないスポーツの一つです。この連携の柱はお互いの信頼と理解できる意思疎通によって成り立ちます。素晴らしい一組となるには両方のパートナーがリラックスして心地良く感じられる必要があります。

 

快適性がそれほどまでに重要な理由

騎手の扶助を正確に理解するため、馬は体に合わない用具がもたらす不快感によって心が取り乱されてはなりません。ですが、騎手に対しても同じことが言えます。馬というパートナーと正確かつ明確に意思疎通を図る、騎手は居心地がよく、正確な扶助に集中できなければならず、自身の間違った姿勢で悩むことはできません。鞍(サドル)の適切な緩衝性とバランス機能により容易に正しい姿勢を保つことができ、これによって馬の調教がより効果的になります。一方で、馬が鞍の下でより心地良く感じられると、乗馬がより楽しくなるという効果ももたらされます。
乗馬はエクストリームスポーツと見なされています。従って、適切な準備とともに、相当の身体能力と心理的能力が求められます。乗馬中、騎手は不慮の事故を原因とする様々な激しい損傷のリスクや、騎手の身体にかかる馬の多軸力による長期的な影響に起因し、次第に常習性が増す累積的な損傷にさらされていることを忘れてはなりません。別の問題として、訓練中の騎手の日常では取ることのない不自然な姿勢が挙げられます。これらの要因の悪影響はすぐにまたは長い時間が経過してから表れます。これらの要因は、痛みの度合いの異なる長期的な腰痛の発症、動きの制限、脊椎が非常に負担の大きい力に長時間さらされた場合の痛みの症状をもたらし、乗馬中の快適性に大きな影響を及ぼします。
脊椎は体の中で最も重要な組織の一つであり、体のバランスを保つための要素となります。そのため、この機能が正しくその役目を果たせるよう、脊椎には騎手が馬を動かすための適切な弾性、強度、柔軟性が必要です。脊椎は自身を過剰な負荷からできる限り守るための組織です。椎間板は乗馬中の衝撃を低減し、また、圧迫されているときにより顕著に表れる椎間板の自然なカーブが負担を軽減します。筋肉のこわばりは痛みに対する自然な反応です。人々は体が硬直することにより、トレーニング中に経験する不快感を頻繁に補正します。この無意識の動作は動物の硬直を引き起こし、馬に直接的な影響を及ぼす負の現象です。こわばった騎手のトレーニングや馬の調教は満足のいく好ましい体験にはなりません。

背中が強くなければ強い馬にはなりません

誰もがご存じのとおり、背に鞍を付けて生まれてくる馬は一頭もいません。そのため、騎手が使用する用具は、馬にできる限り最小限の不快感しか与えず、自然な相観を損なわないものである必要があります。それと同時に、すべての用具は騎手にとって使いやすいものでなければなりません。正しい乗馬とは馬と騎手の両方ができる限りリラックスすることが目的です。そのような調和や、過度のストレスや不快感を避けることだけが最大限の能力と健康をもたらし、心地良い訓練や乗馬が可能となります。

馬の背中への負荷が好ましくない理由とは

「乗馬の訓練に成功するには、数多くの要因が関係します。その要因の一つとして、間違いなく、馬に制限のない自由な動きをもたらす鞍が挙げられます。鞍の適切な取付けは極めて重要なポイントですが、特に激しい訓練では、馬の背中の筋肉は劇的に変化するので、実際には「完璧なフィッティング」を実現し長期にわたって維持することは非常に困難であることを忘れてはいけません。騎手の体重の分散が均等でなかったり、背中のある一点が圧迫されたりすると、馬に多大な不快感をもたらします。鞍敷き全体を背中に平らに置けない鞍は、騎手の体重を適切に分配しないので、背中の筋肉に過度の力がかかる原因となります。初めに、馬の背中のたった一部の場所に局地的に増加する圧力に対応する必要があります。その局地的な場所に血液の供給が減少し、さらに筋肉の新陳代謝も低下する原因となるからです。
その結果、圧迫された筋肉は筋緊張が亢進し、痛みを発症しそしてこの状況が長く続くと、筋肉は委縮します。さらに、痛みや筋緊張の亢進により、馬の行動や身体に数多くの変化が現れることがあります。人々は馬に乗る際に馬が鞍から逃げないかという不安や攻撃性、馬の不規則な動きに直面するはずです。最終的に、明かな足の痛みを引き起こし、人が乗ることのできない馬になってしまう可能性があります。通常、鞍の下に馬を固定し続けること、つまり、馬が協力を拒否すること、馬が前進するのを渋ること、背湾姿勢による問題、または訓練前の長時間のストレッチの必要性を発端とする騎手のいら立ちは、鞍の背中への圧迫に伴う不快感によって引き起こされます。多くの場合、このよう状況は、衝撃を吸収する正しいパッドを使用することで防ぐことができます。適切なパッドを選択すれば、力を均等に分配し、馬の背中の鞍に安定性をもたらします。

- 獣医師 Anna Jasińska

バックプロテクトソリューションの開発のきっかけ

当初、Back Protect Solution Half Pad(バックプロテクトソリューション ハーフパッド)は長期にわたる痛みを発症していた雌馬の背中の問題を解決するための製品でした。雌馬の体形に合わせて特別に調節した、名の知れたブランドの鞍であったうえ、理学療法士や獣医が訪問し、市場で販売されているたくさんのハーフパッドによる実験を行ったにも関わらず、それでも雌馬は調教の際に不快感や痛みを示しており、適切な筋肉の発達に問題がありました。私たちにはすでに、エネルギーを分散させたり吸収したりする材質をはじめとする最新の素材を使用することの経験や知識があったので、この新素材を試し、雌馬をサポートできるパッドを制作することにしました。好ましい反応は、私たちの期待以上のものでした。雌馬は乗馬中により簡単にリラックスすることができ、人が馬に乗るときの神経質な気質が抑えられ、鍛え上げることができなかった背中の筋肉は驚くほど速く発達しました。理学療法士が次に訪問した時、理学療法士はそれが同じ雌馬であると信じることができませんでした。さらに、他のすべての馬にも同じように好意的な変化が見られました。欠陥であると考えられていたき甲の横の筋肉に空洞のあったせん馬は、2ヵ月後には、より広い鞍を必要としていました。跳ね上がった後に突進する傾向のあった別の馬は、魔法がかかったように、落ち着きを見せるようになりました。この変化は私たちが更なる試験を行うためのきっかけとなり、バックプロテクトソリューションの技術に基づいた完全な製品を制作することを考え始めました。観察によって確認するため、私たちはその後数ヵ月の間により多くの馬に試験の対象を広げ、また、理解を示す騎手に対しても試験を開始しました。試験は続き、「サドルハーフパッドをこのまま使わせてほしい」とのご意見を受けることが数回ありました。それから、「正式な会社としてWinderenブランドを確立し、誰もが利用できる製品として、バックプロテクトソリューションを提供する。」という考えが明確になりました。満足した顧客から毎日受け取る好意的なコメントによると、顧客は、パッドが馬に乗るときの痛みをなくしてくれたことと認めています。また、顧客の馬がほとんど「跳ねる」ようであったとの説明は、私たちの決断が正しかったことを証明しています。



ですが、感触というものは非常に個人的なものです。そこで、Winderenのハーフパッドが多くの場合にそのような素晴らしい結果を引き出す理由を具体的に理解するのに役立つ、当社の調査結果を紹介したいと思います。

Winderenのサドルハーフパッドの機能の仕組み
ハーフサドルパッドは、なぜ馬や騎手に素晴らしい効果をもたらすのでしょうか。

当社のWinderenバックプロテクトソリューション ハーフパッドの研究室での試験の動画をお見せしたいと思います。この試験では、パッドの能力は分散やエネルギー吸収の観点で、シープスキンのパッドやゲル状パッドのような従来の製品よりも優れていることを証明しています。

試験はOBAC Institute for Research and Certification Ltd.のLABOREx Testing Laboratoryで実施されました。試験はボール型のインパクトヘッドを備え、3方向での加速を測定できる加速度計が内蔵された、認定済みの装置を使用して行われました。 試験の間、4200gの測定ボールを素材の52cm上から落として試験を行いました。特殊なソフトウェアにより、ミリ秒ごとの衝撃または圧力の正確な加速度を計算して表示することができます。

 

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